動物病院でオンライン診療を始める際に重要なのは、対面診療を置き換えることではありません。飼い主さまからの相談・予約を受け、継続的な診療を対面と適切に組み合わせられる導線をつくることが大切です。
ドクタールームは、病院のLINE公式アカウントを活用し、オンライン診療・オンライン相談・来院予約・おくすり予約を一つの窓口で受け付ける動物病院向けサービスです。本記事では、オンライン診療の始め方と、ドクタールームを活用した院内運用のポイントを紹介します。
動物病院のオンライン診療は、どんな場面で活用できる?
オンライン診療は、状態の確認、診療前相談、継続中の治療経過の確認などで活用できる可能性があります。専門分野やペット種に関する相談で遠方の飼い主さまへの対面対応が難しい場合、通院そのものがペットの負担になりやすい場合などにも、獣医師の判断のもとで組み合わせる選択肢になります。
一方で、触診・聴診・採血・画像検査、処置・手術・注射はオンラインでは行えません。必要な情報が得られない場合や急病・急変時は、対面診療へ切り替えます。診療の可否、処方、対面への切替は、関係法令・指針と獣医師の判断に基づきます。
導入前に決める3つのこと
1. どの受付をオンライン化するか
最初からすべてを変える必要はありません。オンライン診療、オンライン相談、来院予約、おくすり予約のうち、自院で先に整えたい受付を決めます。たとえば来院前の相談と来院予約から始め、運用が定着した後にオンライン診療へ広げる方法もあります。
2. 対面診療へ切り替える基準
対応範囲、事前に確認する情報、来院を案内するケース、緊急時の連絡方法を院内で共有します。飼い主さまにも、オンラインだけで完結しない場合があることを、あらかじめ分かりやすく案内します。
3. 誰が何を確認するか
予約の確認、事前問診の確認、獣医師への共有、決済やおくすりの受け渡し・配送を、誰がどのタイミングで担当するかを決めます。受付から診療後の対応まで、情報が分断されない運用設計が重要です。
ドクタールームを活用した飼い主さまの導線
ドクタールームでは、飼い主さまが普段利用している病院のLINE公式アカウントから、オンライン診療・オンライン相談・来院・おくすりの予約を進められます。LINEトーク上で診察を行うのではなく、予約、事前問診、操作案内の入口として活用し、予約時間に映像と音声でオンライン診療を実施します。
病院側は、管理画面で予約とカレンダー、飼い主さま情報、予約・診療履歴、決済金額、やり取りの履歴、売上を確認できます。必要に応じて、おくすりの配送・来院受取の手配にも対応できます。
導入から利用開始までの流れ
- LINE公式アカウントを作成、または既存アカウントと連携する
- リッチメニューとドクタールームの利用開始設定を行う
- スタッフさま向けデモで操作と院内ルールを確認する
- QRコード付きカードや院内POPで飼い主さまへ案内する
- 開始後は電話・メールでのサポートを受けながら運用を定着させる
より詳しい機能、初診・処方・対面連携の考え方は、ドクタールームで始める動物病院のオンライン診療・相談|導入と運用のポイントをご覧ください。
まずは自院の運用に合う受付から始める
ドクタールームは、オンライン診療だけでなく、オンライン相談・来院予約・おくすり予約を含めて、病院のLINEを飼い主さまとの接点にできます。導入方法、料金・契約条件については、お問い合わせフォームからご相談ください。

